パチンコの魅力と遊び方

パチンコという言葉は、日本人であれば大勢の方がご存知でしょう。
これは日本独自の文化であり、他の国では体験できない娯楽です。
この歴史をここで簡単に見ていくことにします。

パチンコの歴史

1950年に初めて名古屋市で誕生したのが始まりで、当時はまだ戦後の復興もなされていませんでした。
名古屋駅前には闇市と呼ばれる露店が数多くあり、その一角で商売をなされていました。
当時は今のような縦型のマシンではなく、平たい板のうえにたくさんの釘を設置したものです。
いわゆるスマートボールのことであり、その後は設置場所をより多く確保するために縦型となったわけです。
今では獲得をした玉を換金することが可能ですが、当時は缶詰めや肉・野菜といった物品に交換をするのが目的でした。
そのため、男性客よりも女性の方が多く、今でも主婦の娯楽と呼ばれる所以となっているわけです。
その時代は50円で1回プレイとなっていて、制限時間10分以内にどれだけの当たりのマスにボールを入れられるのかを競うゲームでした。
それから1970年になると、現在の基本スタイルが確立されて東京・大阪といった大都市の駅前に大型店舗がたくさんあらわれるようになりました。

現在のパチンコの仕組み

ではここからは、現在のパチンコの仕組みを見ていきましょう。
今は三店方式という仕組みで遊べるものです。
多くの方がご存知でしょうが、この三店方式とは店・客・交換所のことを指しています。
客は店でコインやマッチなどのアイテムを受け取り、それを交換所に販売をするというのが特徴です。
これが三店方式と言われており、直接現金を受け取らないので、ギャンブルとは言えないということになります。
1982年に登場した仕組みで、それ以前は必ずお菓子や缶詰しか手に入れることはできませんでした。
しかし、三店方式が業界で確立されてからは、お金を手に入れられることがわかり全国各地に大勢の愛好家を生むきっかけになったわけです。
1990年が全国でもっとも多い愛好家が誕生し、約2,000万人以上もの方がプレイをなされていました。
2021年1月時点でも約900万人となっているため、世代をこえて魅力を引き継ぐゲームといえるでしょう。
以前は単純なチューリップというマス目に玉を入れるだけでしたが、現行機種は大人気アニメやゲームなどとタイアップをしている作品が多くなりました。
この点が若い世代に支持をされており、2008年には再び1,000万人をこえるプレイヤー人口を記録する結果となっています。

パチンコの魅力

ここからは、実際にパチンコをなさっている方々のSNSやブログを見て、その遊びの魅力に迫っていきましょう。
大勢の方々のSNSを目にすると、モチーフとなっている作品のファンである方がたくさんいました。
1980年代に社会現象を巻き起こしたアニメ作品をテーマにしているものだと、原作では語られなかった新しいストーリーを、パチンコでは見られると言われています。
また1回の大当たりで得られる玉が2,000発となっているため、1度でも当たりを引けば約8,000円を手に入れられるのも魅力だとわかりました。
少し仕組みを解説すると、店では来店客は1玉4円で玉を借りることになります。
1,000円で250玉となるので、運が良ければ1,000円で大当たりを引いて、1万円近い賞金を手に入れられる可能性もあるというわけになります。
以前は約90パーセントの確率で大当たりがループをするモードがありましたが、現在は業界では71パーセントにまで制限をしており、射幸性を下げるに至りました。
しかし、それでも1回の期待値が約2万円となっているため、若い方だけでなく年配の方も足しげくホールに通われています。
パチンコの魅力を熱く語る方の中には、玉の動きが面白いとあげる方も大勢いるでしょう。
約400本の釘を板に設置をしており、プレイヤーでもその動きを把握することができません。
1/99から1/316までの大当たり確率を持つマシンで、毎回抽選はランダムでなされるわけです。
完全確率のもとでゲームは構成されており、たくさんの方たちが自身の運勢を占える場所ともいえるでしょう。

パチンコのルールと遊び方

これからゲームに挑戦したいという方に、そのルールをご説明しましょう。
まずホールに入ったら自身が遊びたいと思うマシンを選びます。
大半のところで200台以上ものマシンを設置しており、お好きな席に座ることが可能です。
その後は1,000円を機械に入れたら、玉を借りましょう。
ハンドルを時計回りで握れば自動で玉が弾かれます。
大当たりの抽選をするチャッカーに玉が入れば、自動で当たりの判定を受けられるので、難しいルールを覚える必要もありません。
1/99なら非常に当たりを手に入れやすいので、初心者にはおすすめです。
1万円で2時間程度は遊べるので、休日などで時間を潰す場所を探している方にも打って付けの遊びとなっているのがパチンコです。